サプリメント販売は儲かるのか?その疑問に正直に答えます
健康食品やサプリメントのOEM製造をご検討中の方から、よくこんな質問をいただきます。
「サプリメントって、本当に儲かるのでしょうか?」
あるいは、こうも言われます。
「参入しても売れなかったらどうしよう…」「粗利率は高いと聞いたけど、販売が難しいのでは?」
今回は、このような「サプリメント販売の収益性やリスク」に関する疑問に、OEM業者として正直に向き合い、現実的な視点から考察していきます。
サプリメント販売は『価格』や『有効成分の量』を訴求したら儲からない!
私は23年間、健康食品・サプリメントOEMの業界で数千件のご相談や商品開発に関わってきました。その経験から「安さ訴求で売ろうとするのは失敗する。」と断言します。
実際、過去にはDHCさんやファンケルさんのサプリメントをベンチマークにして「安さで勝負したい」というご相談がありました。今は、Amazonでカテゴリー1位の健康食品(サプリメント)をベンチマークにして「これより有効成分をリッチにした商品を作りたい。」というお問合せをよくいただきます。
でも、それは草野球チームがプロ野球に挑むようなものです。これをやると儲かりません。
製造ロット・広告予算・ブランディング力の面で、大手と同じ土俵に立つのは非常に困難です。価格や有効成分の量で勝負しない方が、結果的に利益が出るというのが私の経験則です。大量生産を武器に価格競争に勝ったところで、勝ち抜くためにはどうしても薄利になってしまうからです。
絶対に失敗するとか儲からないとは言いませんが、かなり厳しいと言わざるをえません。中小規模の事業者や新規参入者にとっては再現性が低い方法なのです。価格や有効成分の配合量よりも大切なのは、『限られた販売力でも着実に利益を積み上げる方法』を知ることなのです。値段ではなく違う価値を訴求した方が健康食品(サプリメント)販売は儲かるのです。
次の章では、低価格や有効成分の量を訴求しなくとも健康食品(サプリメント)が売れて儲かる方法を解説します。
サプリメント販売は広告宣伝費をかけずに売ることが大切
実際には「広告をかけてガンガン売る」というスタイルは、資金的に難しい中小企業には不向きです。そこで重要になるのが、販路設計と顧客への信頼構築です。
私が関わったある整骨院のケースでは、院長先生が顧客に対して関節サポート系のサプリメントを手売りしていました。大々的な広告は一切なし。結果として、系列の複数院を合わせて年間数万個の販売に成長しました。初回製造は1,000個からのスタートでしたが、患者さんとの信頼関係が土台にあったため、自然に施術+サプリメント販売でクロスセルが成立したのです。
重要なのは、ここに余計な広告宣伝費や追加の人件費がほぼかかっていないこと。整骨院の先生やスタッフが、普段の会話や診察の流れで勧めていたからこそ、高い利益率で回せていたのです。
この点については、下記の記事でも詳しく解説しています:
関連記事:広告費をかけずに健康食品を売るには?本当に効果的な販路の考え方
関連記事:広告費ゼロで客単価UP!クロスセルに効く“ベーシックサプリ
関連記事:ついでにサプリを売るルール~売るのではなく教えてあげる~
『手売り』スタイルが強い理由
私が現場で何度も見てきた成功パターンのひとつが、既存の事業と組み合わせて売るやり方です。
- 整骨院 → 関節ケア系サプリメント
- エステサロン → 美容サプリメント
- ジム → プロテインやアミノ酸系サプリメント
これらは、顧客がすでに健康や美容への意識が高い状態で来店しているため、健康食品(サプリメント)が「自然な延長線上」で売れるのです。広告費ゼロで、顧客の満足度もアップ。まさに“まる儲け”に近い形で利益を積み上げられます。
では、何個売れればいいのか?月に100個売れれば儲かります!
賞味期限から逆算した製造ロット
当社では小ロット対応でオリジナルの健康食品・サプリメントをOEM製造でご提供しています。
健康食品・サプリメントの多くは賞味期限が約2年です。2,000個製造して20ヶ月で売り切るなら、月に必要な販売数は以下の通りです:
2,000個 ÷ 20ヶ月 = 月100個
つまり、月100個の販売力があれば、1ロット分を売り切ることができます。
サプリメントを月に100個を販売して儲かる金額
月100個の販売で実際にどれくらい利益が出るのでしょうか?仮に1箱あたりの販売価格を5,000円、原価率を30%とします。
| 販売数 | 売上 | 原価 | 粗利 |
|---|---|---|---|
| 100個 | 50万円 | 15万円 | 35万円 |
| 300個 | 150万円 | 45万円 | 105万円 |
| 500個 | 250万円 | 75万円 | 175万円 |
ここから配送費、固定費なども発生します。それでも、販売経路さえ確立できていれば月100個でも黒字化は可能なのです。例えば、1人か2人で本業のついでにサプリメントを100個売って残る粗利が、この金額だとすれば悪くないビジネスではないでしょうか?
それでも、月100個売れれば道は開ける
「サプリメント販売で儲かるか?儲からないか?」の答えはシンプルです。あまり広告費を掛けずに月に健康食品(サプリメント)を100個販売できるかどうか、これに尽きます。そして、100個販売できる現実的な方法は「本業とシナジーがあるクロスセル」や「定期購入モデル」にあります。
「そんなに売れないよ…」と不安に思われるかもしれませんが、私はこう考えています。
月100個売れる商品と販路を作れれば、あなたの健康食品ビジネスは利益を生み続けることができます。
ここを押さえて事業を設計すれば、健康食品(サプリメント)販売は立派に儲かるビジネスになり得ます。
サプリメント販売は小さく堅実に始めよう
- サプリメントは「儲かる」こともあれば、「売れない」「儲からない」こともある
- 価格で勝負せず、自分の得意な販路やニッチを活かすべき
- 月100個の販売力を目標に、まずは堅実に設計する
- 健康食品OEM株式会社なら小ロットから製造可能です。
ご自身の販路や資金計画に合わせて、無理のない範囲で始めることが成功への第一歩です。
まとめ:サプリメント販売は“現実を見れば”十分に儲かる
サプリメント販売が儲かるか儲からないかは、規模や考え方次第です。大手のような派手な成功は難しいかもしれませんが、月100個以上の販売シナリオを描き、本業とのクロスセルを組み合わせることで、小さく始めて堅実に儲かる事業に育てることは十分可能です。
サプリメント販売は、安易に始めると「儲からない」ケースが多いですが、正しい販売設計を行えば「十分に儲かる」ビジネスです。健康食品OEM株式会社では、そうした「現実的に売れる商品設計」と「事業に合わせた開発支援」を得意としています。もしご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

