「日本の高学歴層の幸福度が低い」という事実
OECDなどの国際調査では、「日本は高学歴であるにもかかわらず幸福度が低い」という傾向がしばしば指摘されています。これは単なる印象論ではなく、客観的なデータによって裏付けられている現象です。
たとえば内閣府の報告書『「満足度・生活の質に関する調査」に関する報告書』(2019年)では、「大学・大学院卒」の人々の幸福度が、必ずしも高卒や専門卒の人々と比べて大きく上回っているわけではなく、むしろ一部の年齢層では下回る傾向さえ見られました。
高学歴であっても、現代の日本では「その学歴に見合った収入が得られていない」と感じている人が少なくありません。努力して進学し、専門的知識を身につけても、それが必ずしも報酬や社会的地位の向上に結びつかない。そのギャップが、幸福感の低下を招いていると考えられます。
なぜ“報われなさ”が幸福度を下げるのか?
人間の幸福感は、絶対的な水準だけでなく「期待と現実の差」によっても大きく左右されます。
たとえば、高卒で地元企業に就職した人が「十分に暮らせているし、自分にはこれで満足だ」と感じる場合、幸福度は高くなり得ます。一方で、難関大学を卒業し、激しい競争をくぐり抜けた人が、「こんなはずじゃなかった」と感じると、たとえ年収がそれなりにあったとしても幸福度が下がってしまうのです。
これは、「自分が期待していた未来」と「今の現実」との間にズレがあるからです。学歴という“先行投資”が報われていないと感じると、その違和感が自己肯定感を損ね、幸福感を下げてしまうのです。
健康食品は“心の健康”にも寄り添えるか?
では、こうした「高学歴層の幸福度の低さ」に対して、健康食品ができることはあるのでしょうか?私はあると思います。
まず、第一に「自分を労わる時間や手段を持つこと」が幸福感に直結するという点です。高学歴層は自己投資への意識が高く、サプリメントや機能性食品を「自己管理の一環」として捉える傾向があります。
このような人々には、「自分のために選ぶ、質の高い成分」や「科学的根拠に基づいた設計」が響きます。特にストレス対策・睡眠・メンタルサポートといったカテゴリは注目すべき領域です。
おすすめしたいのは、紅茶やコーヒーのような“知的な嗜好品”
ここで、半分本気のような冗談のような話ですが──。
私は健康食品の企画サポートが本業ですが、こういった「高い知性ゆえに幸福度が下がってしまう方々」には、紅茶やコーヒーのような健康にも良い嗜好品を楽しむこともぜひおすすめしたいのです。
カフェインやポリフェノールのような成分はもちろん、淹れる時間、香り、器の感触など、“知的な感性を刺激する時間”そのものが、心のバランスを整える一助になるのではと私は信じています。
私は紅茶にも一家言ありますので、ご興味があればお問い合わせのついでにお尋ねいただければ嬉しいです。
日本の幸福度の回復には「自分をいたわる文化」が必要
日本人は往々にして「努力」や「我慢」を美徳とし、自分の心身のメンテナンスを後回しにしがちです。特に真面目で、周囲の期待に応えようとする人ほど、心の余裕を失いやすい。
だからこそ、健康食品や嗜好品を通じて「自分を労わる」という文化をもっと広めていくことが、日本全体の幸福度向上にもつながるのではないかと思います。
高学歴ゆえの“報われなさ”を抱える方も、そうでない方も、自分の幸福についてちょっと立ち止まって考えてみる。そんなきっかけになれば幸いです。
参考・引用元
- 内閣府:「満足度・生活の質に関する調査」に関する報告書
- OECD: Society at a Glance 2024
- 東洋経済:学歴と年収は本当に比例するのか

