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まずい健康商品は売れません!リピートされる商品の作り方

女性が健康食品(サプリ)を手に取り、“おいしそう”と微笑んでいるイラスト。

「あ、これ美味しい」から始まる健康習慣。

──「効きそう」より先に、まず“続けられるか”を考えてみる

「健康食品(サプリメント)って、体のためにいいのだから、ちょっとぐらいまずくても仕方ない」
……そう思っていませんか?

実は、そう感じている方って、かなり多いんです。
特に、真面目で丁寧なものづくりをされている方ほど、
「効果が第一」「品質が大切」と考える傾向が強いように思います。

もちろん、それはとても大事なことです。
でも、私はあえて、こんなふうにも考えています。

どれだけ良い原料を使っても、どれだけ有用な成分を詰め込んでも、
飲んでもらえなかったら、その商品は“存在しない”のと同じじゃないか。

ちょっと極端な言い方かもしれませんが、
実際、そうした事例をいくつも見てきました。

▶関連記事:売れない理由…。~失敗する健康食品(サプリメント)ビジネスの例

「効きそう」だけじゃ続かない

健康食品(サプリメント)を選ぶとき、「効きそうかどうか」は多くの方が気にするポイントです。
パッケージや成分表、原材料、広告の雰囲気から、
“なんとなく”の効果感をイメージして買われる方も多いでしょう。

でも、1回だけ飲んで終わりだったら意味がないんですよね。
健康食品の“効果”は、単発で出るものではなく、
「毎日、少しずつ続けることで、じわじわ効いてくる」のが本質です。

つまり、「効きそう」より先に「続けられそうか」が重要な判断軸になるのです。

実際、どこで“脱落”しているのか?

例えば、あるお客様が言っていた言葉が印象的でした。

「最初の1回は良かったんですけど、3日目くらいから“今日はいいか…”ってなっちゃって」

この「脱落ポイント」、実は多くの方に共通しています。

  • 味やにおいが苦手だった
  • 水を持ち歩くのが面倒だった
  • 食後じゃないと飲みづらかった
  • 思ってたより粒が大きかった

こうした小さな“やりにくさ”の積み重ねが、いつの間にか習慣を断ち切ってしまうんですね。

だからこそ、私たち受託製造業者は、
「成分をどうするか」だけでなく、「どうしたら続けやすいか」を真剣に考えて販売会社さんに提案するべきだと思います。。

「あ、これ美味しい」って、すごく大事なんです。

極端な例ですが──

「何これ、めっちゃ臭い。」
「なんか、吐き気がするんだけど…」

……そんな健康食品(サプリメント)、いくら効果がすごくても、誰だって飲みたくないですよね。

実際、原料の中には独特なにおいや苦味を持つものもあります。
そして、真面目な開発をしている方ほど「効く成分を優先すべき」と考えて、
そこにフタをせずに出してしまうことも。

でも、そこが勝負どころなんです。

美味しさ・飲みやすさ・形状──全部が「続けやすさ」

健私たちは、健康食品(サプリメント)商品企画の現場で、「どうしたら続けてもらえるか?」を徹底的に考えています。
その結果、味や形状、飲み方に関しても、いろんな工夫を取り入れてきました。

  • ヨーグルト風味の乳酸菌タブレット
    → お子さまも「おやつみたい」と喜んで続けてくれる
  • ミント系の清涼感ある錠剤
    → 朝の目覚めにピッタリ。コーヒー代わりになるという声も

でも一方で、こういうケースも多いんです。

「原料の特性上、どうしても味が悪い」「無理に味付けするとかえって飲みにくくなる」

実際、健康食品(サプリメント)では効果を優先した設計にすると、味が悪くなるのが普通です。
健康食品(サプリメント)の原料は、植物や動物の部位から特定の有効成分を抽出して高濃度にしたものが多いのです。
だから、基本的にはまずいというか美味しくない原料が多いです。
なので私の場合は、「無理に美味しくする」のではなく、

  • カプセルに封印する
  • タブレットにコーティングを施して、口に入れても味が広がらないようにする

といった“そもそも味を感じさせない工夫”をおすすめすることが多いです。

美味しくする、のではなく、
「味を感じない」という設計こそが、実は“続けやすさ”に直結するんです。

もちろん、味付けができる原料や設計が可能なケースでは「美味しさ」を追求するのも良い選択肢です。
でも、それがすべてではありません。

健康食品の設計とは、「味を整えること」よりも、
“どうすれば習慣になるか”を逆算して作ることなんですね。

▶剤型の種類

健康食品は「我慢して飲むもの」じゃなくていい

「体にいいものなんだから、ちょっとまずくても飲みなさい」とか「良薬、口に苦し」とか
昔はそんな言われ方もあったかもしれません。

でも、いまは違います。
選ばれる健康食品(サプリメント)には、“続けやすさ”が備わっていないといけない時代です。

そのために、私たちが商品設計の段階でどれだけ工夫できるか。クライアントに率直に提言できるのか。
そこに、本当の差別化ポイントがあると思っています。

「あ、これ美味しい」から始まる新しい健康習慣

「効きそう」だけじゃなくて、「また明日も飲みたくなる」もの。
あるいは、特に負担なく飲めるもの。
そんな健康食品(サプリメント)こそ、きっと“効く”以前に“続く”んですよ。

もし、あなたがこれから健康食品(サプリメント)を企画しようとしているなら──
“美味しさ”や“習慣化しやすさ”を、最初に考えてみてください。

きっとその商品は、多くの人の生活に、そっと溶け込むものになるはずです。

「美味しい」って、実はすごく、大事な機能です。

健康食品が食品であることを忘れないでください。
あなたの顧客の健康習慣の第一歩が、
「あ、これ美味しい」から始まりますように。

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